報酬1億円、キヤノンから4人(12月期決算企業)

 東京商工リサーチはこのたび、2010年12月決算企業の報酬1億円以上の役員を発表した。
東証1部上場企業で、12月期決算は107社。そのうち1億円以上に当てはまるのは17社、24人だった。会社別ではキヤノンが4人で最多だった。

 開示人数別では、キヤノンが4人と最多で、ブリヂストン、昭和シェル石油、キリンホールディングス、スミダコーポレーションが各2人ずつ。その他12社で1人づつとなった。
 
 キヤノンの御手洗冨士夫代表取締役会長が役員報酬2億6500万円(基本報酬1億6600万円、賞与3200万円、ストックオプション3000万円)となった。また、内田恒二(1億7600万円)、田中稔三(1億4100万円)、生駒俊明(1億1600万円)の3取締役もそれぞれ1億円を超えた。

 2010年3月期決算企業では、日産のカルロス・ゴーン社長が8億9100万円でトップ。ソニーのハワード・ストリンガー会長が8億1400万円で続いた。日本人では大日本印刷の北島義俊社長が7億8700万円だった。

 「12月期決算」では、中外製薬の永山治社長が、3億4200万円で1位だった。


御手洗冨士夫キヤノン会長

よかったらシェアしてね!
目次
閉じる