米アップルが20日発表した、2011年第2四半期(1~3月期)決算は、売上高が前年同期比83%増の246億6700万ドル(約2兆300億円)、純利益は95%増の59億8700万ドルとなった。特にスマートフォンのiPhoneの売上が絶好調でいずれも過去最高だった。
発表によると、主力のiPhoneが前年同期比2倍の1864万台を売り上げたことが全体をけん引した。AT&Tだけでなく、大手通信キャリアーのベライゾンでの取り扱いが始まったことが原因だと見られる。
また、日本の東日本大震災によってサプライチェーンに支障をきたすのではないかとの懸念について、テイム・クックCOOは「震災による重大な影響はなく、今後もないものだと考えている」とした。
アップル株は米株式市場が引けた後の時間外取引で約3%上昇している。