中国で開催中の上海モーターショーは各社とも首脳陣も入り、さらには大物ゲストを招へいするなどアピール合戦が熱を帯びている。
14回目の今年は過去最大となる2000社が参加し、世界最大の自動車マーケットに成長した中国の姿を現している。今後の自動車の流行の発信は上海という位置づけが決まりつつあり、各社ともに力が入るのも当然か。
BMWは、米プロバスケNBAで活躍する中国の英雄ヤオ・ミン選手をゲストに招へい。2メートル29の大きな体が会場では頭3つ分ほど抜けおり、注目度は抜群。会場で人目を引くことに成功したようだ。
アストンマーチンは1億8600万円の高級車「One-77」を投入。また、フェラーリは、初の4WDであるFFを展示。F1上海GPで来中していたフェリペ・マッサ選手がプレゼンを行うなど力が入っていた。
日本勢はトヨタ、ホンダともに社長が現地入りし、直接アピールした。
BMWのブースに登場したヤオ・ミン選手