大証ジャスダック市場で22日、ファンドクリエーションが、109円のストップ高となった。東日本大震災が発生した3月11日には6円にまで下落したが、これで株価は底値から18倍となった。
震災前は50円台で推移していたものが発生直前に上ヒゲが出て70円台まで上昇したが、直後に震災が発生し、株価は6円に下落。4月に入ってからは株価も元通りに回復していた。
そして4月20日に、中国企業ソーファン・グループ・ホールディングスとの提携を発表し、ここから急上昇していった。
ソーファンは中国最大の不動産ポータルサイトを運営する企業。中国大手企業と低位株に位置づけられる日本企業との業務提携、経営統合は株価急騰になるパターンが出ている。過去にはレナウン、ラオックスなどの例もあり、今後もそのパターンは要注意だ。
ファンドクリエーションの株価(出典:ヤフーファイナンス)