震災対応の企業好感度1位はソフトバンク

 日経BPコンサルティングは、東日本大地震への支援に取り組んだ姿勢で好感度が高い企業を調べた「企業名想起調査(4月度)」の結果を発表した。1位は孫正義社長が100億円プラス、引退までの役員報酬の寄付などを打ち出したソフトバンク。東京電力が20位に入っている。

 調査は4月11~13日にインターネット上で行い、887人から有効回答を得た。1位はソフトバンクで36%で圧倒的な支持を集めた。一方で、震災で携帯基地局の弱さを露呈し、賛否両論はあるものの、寄付額の大きさによるインパクトと、スピード感は強烈な印象を与えた。

 また、東京電力が20位で、東北電力が22位だった。東北電力の女川原発が無事で避難所にもなったほどで、世間からの評価は高いものの、なぜか東電よりも順位は下だった。

 他では21位にジャニーズ事務所があがった。タレントということであればいち早く5億円の義援金拠出を発表したAKB48ということになった可能性があるが、ジャニーズと違い企業という想起がしにくかったことがあるのだろう。

 ◆企業名想起調査(数字は想起率)
1位 ソフトバンク 36.2%
2位 ユニクロ   21.4%
3位 サントリー  10.8%
4位 ヤマト運輸  7.4%
5位 ローソン   6.1%
6位 イオン    4.2%
7位 パナソニック 4.1%
8位 伊藤園    3.8%
9位 グーグル   3.3%
10位 日清食品  3.2%

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