任天堂が25日発表した、2012年3月期の連結純利益の見通しは、前期比42%増の1100億円だった。来年主力TVゲーム機「Wii」の後継機発売も同時に発表した。
大引け後の発表となったが、株価は発表を織り込む形で先回りした買いが入り大きく上げた。
今年発売されたばかりのゲーム機「ニンテンドー3DS」の販売が目標の400万台を下回る約360万台で、東日本大震災の影響も考え合わせれば今後の目標は未達の可能性が出てくる。
一方、Wiiは現在までに累計8000万台以上を販売している。詳細は、6月に米ロサンゼルスで開催予定のTVゲームショー「E3ショー」で発表される予定だという。