堀江貴文氏が2年6月の実刑確定(最高裁)

 旧ライブドア事件で、証券取引法違反などの罪に問われた元同社社長・堀江貴文被告の上告審が、最高裁で行われ、上告を棄却したことが26日わかった。1、2審の懲役2年6月の実刑が確定し、近く収監される。

 堀江被告は自身のツイッター上で、「とりあえず異議申し立ては出しますが、たぶん一カ月くらいで入ります。大体2年4カ月かな」と、実刑が確定したことを告白している。

 1、2審の判決では、堀江被告は旧ライブドアの2004年9月期連結決算で、計上が認められていない自社株の売却益を売上に加えるなどの会計操作を行い、約53億円の粉飾をするなどした。

 最高裁の決定に対しては異議を申し立てることはできるものの、認められることはほとんどなく実質的に有罪が確定した。

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