バフェット氏後継者のインサイダー取引の調査報告

 米著名投資家ウォーレン・バフェット氏の投資会社バークシャー・ハサウェイは27日、元幹部デビッド・ソコル氏がインサイダー取引の疑いで辞職した件の調査報告を発表し、「社内規定に違反する取引だった」とした。

 報告書によると、2010年10月にソコル氏がバフェット氏や、同社ナンバー2のチャーリー・マンガー氏に、化学メーカーのルーブリゾール社を買収先として提案。そして11月には買収プランが動き出したそうだ。その際にソコル氏は同社株を保有していたのだという。

 12月13日に、ルーブリゾールの上場幹事社シティの役員と面会し、打ち合わせ。翌14日 に2300株購入、2011年1月5~7日には、9万6000株を購入しているという。

 デビッド・ソコル氏は、バフェット氏の候補の中で最有力だと見られていた。


デビッド・ソコル氏

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