フィギュアスケートの世界選手権で29日は、モスクワで女子ショートプログラム(SP)が行われ、復帰戦とるバンクーバー五輪金メダリストのキム・ヨナ選手が65.91点で首位に立った。前回の世界選手権以来1年以上のブランクが空いたものの、復帰戦とは思えない滑りで貫禄を見せた。
日本勢では、昨年から好調を持続する安藤美姫選手が65.58点をマークして2位。世界選手権V2を狙う浅田真央選手は精彩を欠き、58.66点で7位と出遅れている。
3月に東京開催の予定が、東日本大震災で日程と場所が変更になった今回は、日本勢への影響が心配されたが、調整のピークが一度ズレてしまった浅田選手はその影響を受けているかのようだ。
30日は続けてフリープログラムが行われる。