中国・湖南省長沙市では、黄金のランジェリーをまとったモデルがお目見えし、通りかかった市民が携帯のカメラで撮影するなど注目を集めていた。
これは、地元の宝飾店が企画したもので、かつて皇帝に金製品を献上していたという金店の職人が手がけた。5人のデザイナーと4人の職人がおよそ半年近くかけて製作したもので、重さはわずか950グラム。細かな刺繍の技術だけでなく、焼き物に金糸をほどこす伝統技術なども用いて作り上げられた。職人の技を駆使してほどこされた竜と鳳凰の図柄は真に迫ってくる。値段は400万元(約5000万円)だ。
関係者によると、中国の一流ランジェリーブランドの品質は、既に先進国並みに上がってきているという。
黄金のランジェリーを見た女性は「これは商品というより、一つの芸術作品ですね」としながらも、「お金があれば購入して、身に付けてみたい」と話していた