Facebook役員が移籍しTwitter役員に

 SNS最大手フェースブックのM&A担当役員マイク・ブラウン氏が、インサイダー取引をしたとして辞任し、このたびツイッターに移籍し同じ要職についていることがわかった。

 米ウォールストリートジャーナルなどの報道によると、ブラウン氏は昨年にゴールドマンサックス(GS)を仲介して資金調達をした際に、その事情を知りながら、自身でフェースブック株を集めて購入していたという。社内規定に違反しているという。購入していた事実は認めたものの、GSのリファンドの話は事前に知らなかったという。

 ブラウン氏は、エール大学を卒業後、スタンフォードの大学院でMBAを取得、ベンチャーキャピタリストなどを経て、フェースブックに入社した。グーグルとの交渉窓口の責任者も務めていたという。

 ツイッターに移籍したわけだが、これが意味するものは何か。代表者がコロコロ変わり、またビジネス上はまだ先がはっきりと見えていないのだが、ツイッターが今後はM&A展開を積極的に行っていく意思を見て取ることができる。

 ちなみに、ブラウン氏のリンクトインの記述によると、ツイッターに元フェースブック社員が11人いるそうだ。


マイク・ブラウン氏

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