第62回カンヌ国際映画祭が13日、日本時間14日未明に南フランスのカンヌで開幕する。
最高賞パルムドールを競うコンペティション部門には、20本の映画が出品。クエンティン・タランティーノ監督、ジェーン・カンピオン監督など、巨匠の新作がずらりと顔をそろえている。
今回残念ながらコンペ部門に日本映画はないが、「バベル」でアカデミー賞助演女優賞にノミネートされた菊地凛子さんが、コンペ作品「マップ・オブ・ザ・サウンズ・オブ・トウキョウ」で主演している。菊地さんのカンヌ映画祭参加は「バベル」の時に次いで2度目で、女優賞を受賞すれば日本人初となる。
日本映画は「ある視点」部門に、是枝裕和監督の「空気人形」が出品されている。