数字と論理はあくまでツール
伊藤喜之氏
数字も論理も、感情を動かすための強力な道具だとは言えないのではないでしょうか。まず相手がどういう気持ちになったら聞いてくれるかを考え、感情を動かしてくれる方法で説得したほうが、成功率が上がります。
僕は他のビジネスマンと比べて、お客様から依頼があった場合を除き、あまり企画書や提案書を作りません。バカリーマンの悲しさか、パソコンのアプリケーションを使いこなせないという物理的な理由が大きいのですが、分厚い企画書を何も考えずに作るよりも、「相手に何を伝えると感情を動かすことが出来るのか?」を考え抜く方がよっぽど成果に近づくと思うからです。
数字や論理力はあくまでツール。ゴールは「相手を動かす」こと。そこを忘れてしまっているエリートさん達が多いのではないかなぁ〜と個人的には感じています!