金、銀などのコモディティ市場が急落している件で、著名投資家ジム・ロジャーズ氏が「わたしは売ってもいないし、買ってもいない」と、売却していないことを明らかにした。
エコノミックタイムズの取材に答えたもので、ロジャーズ氏は「売買のタイミングというものは私にはよくわからない。しかし強気相場の中においての、調整はあるものだと思っている。強気相場でも毎年5~30%くらいの調整はあるものだ」との見解を示した。
ニューヨーク商品取引所では銀は30%ダウン、金は10%ダウンに見舞われた。いずれも短期間での急激な下落のため、特に銀の大相場は終わったとする見方も強い。しかし、これ以上下がった場合にも「買い増すことも考えている」と語った。