東電が給付年金削減の意向、東電株15円高

 東京電力が、OBの確定給付年金を削減したい意向であることが報道され、10日の東京株式市場の東電株は報道を好感され、前日比15高の499円で午前の取り引きを終えた。

 東電はさらなるコスト削減を図りたい意向で、そのため退職者の給付年金に切りこみたい考えだ。しかし、給付金額の削減には社員と退職者の3分の2以上の同意が必要となり、実行には障壁がある。

 また、日経平均株価は前日比49.44円高の9868.20円。中部電力は同46円安の1568円だった。

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