東電41円高で525円、6営業日続伸

 11日の東京株式市場で、賠償スキームにおいて政府による介入が強まった東京電力株は、41円高の525円で取引を終えた。これで6営業日続伸となっている。

 補償の支援にあたって政府が東電に内容を提示。その中には国による経営監視など「半国有化」の条件もあるとされ、こうした動きが好感されこの日も寄り付きから買いが入り、引けにかけてさらに買われた。東証出来高ランキングでは1位となった。

 一方で、代替えエネルギー候補と見られ、震災後に短期資金が一気に流れ込んでいた、日本風力開発は前日比1万2100円安の18万5900円となった。

 日経平均株価は前日比45.50円高の9864.26円と続伸して取引を終えている。東京外国為替市場のドル/円市場は、1ドル=80円台後半で推移した。

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