ライフネット生命は「今年の新人に関する調査」を13日発表し、新人教育に悩んだことがある人の割合が7割を超え、そうでない人の2倍以上に上ることがわかった。特に女性にその傾向が強かった。
この調査は3月18日から23日の間、20~49歳の有職者1002人を対象に行ったもの。新人に期待するものは、先輩男性社員は「エネルギー」、先輩女性社員は「社交性」。著名人でたとえると、斎藤祐樹、沢村拓一、石川遼、北乃きい、浅田真央、武井咲、宮市亮、三浦春馬、新垣結衣(敬称略)の名前が挙がった。
新人時代を振り返ると楽しかったかどうかを単一回答形式で質問したところ、「楽しかった」(「非常に楽しかった」「やや楽しかった」計)との回答が42.6%となり、「苦しかった」(「非常に苦しかった」「やや苦しかった」計)との回答割合(37.8%)を上回った。社会人一年目は楽しい思い出を持っている方の方が多い。
また、新人教育について「悩んだことがある」70.1%、「悩んだことはない」29.9%となり、新人を教える立場となった人の7割は新人指導に頭を悩ませていることがわかった。
新人教育・新人研修で「悩んだことがある」と回答した女性は77.7%になり、男性より14.7ポイント高くなった。女性は男性よりも新人教育に悩みを抱える傾向にあるようだ。
自身の新人時代は「苦しかった」と回答した265人のうち、8割弱は新人教育に「悩んだことがある」と回答したのに対し、新人時代は「楽しかった」と回答した318人では「悩んだことがある」が6割半で、14.0ポイントの差がありました。