国内ソーシャルゲーム大手グリーが、1億400万ドル(約84億円)で買収した、スマートフォン向けソーシャルゲームプラットフォーム会社オープンフェイント。急成長中の同社を立ち上げたのは26歳の男性だった。一夜にして84億円を得たこの男性はいったい何者なのだろうか。
オープンフェイントとは、スマートフォン向けのプラットフォーム運営会社。創業してわずか3年足らずで、ユーザー数7500万人を誇る規模にまで成長した。
創業者のジェイソン・シトロン氏(26)は、幼少時からのゲーム少年。サンフランシスコクロニクルなどによると、5歳の時から任天堂のゲーム機を楽しんでいたそうだ。両親からは、時間制限などを設けられるわけではなく、自由にゲームして遊ぶ環境が与えられていたようだ。
フルセイル大学を卒業後に起業。日本ではあまり知られていないものの、米国では芸術系、ゲーム系の学科があることで知られる。2年前からインテル子会社の出資を受けて、早くから事業を軌道に乗せていた。
現在でも1秒間に2人以上の新規ユーザーがうまれているそうで、株式は売却し84億円の富を得たものの、まだまだ「ゲーム少年」として今後もプログラムを行っていくそうだ。
ジェイソン・シトロン氏