社員の3分の1を20代にしたら問題は片付く?

 「社員の3分の1を20代にしたら、問題の7割は片付くんじゃないかな」

 そう発言したのは2011年通期の決算が最終損益120億円の赤字となったスクエア・エニックス・ホールディングスの和田洋一社長。自身のツイッターで新入社員と会食したことなどを挙げて、社員の3分の1を20代にしたら、問題の7割は片付くとした。

 10年が800人が退社し最高益となった。人材の入れ替えを進めている同社。どこが悪かったかというと「開発が想定以上に弱くなっていた」「保守的になっていた」などと日経新聞のインタビューで開発陣のことを語っている。

 だが、欧州子会社で大量の個人情報流出も起きており、課題が次から次へ出てくる。20代でうまく対処できるのか。和田社長のかじ取りにかかっている。

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