朝4時起きで英語は習得できる

多忙な人こそ朝時間の活用を


 後半のパネルディスカションでは、茂木氏を交え3人の朝活達人が登場。朝時間を有効活用する大人の学び場「Before 9 プロジェクト」主宰者で、“ヨジラー”提唱者の池田千恵氏が、4時起きになるまでのエピソードを語った。

 「大学受験で2浪して、就職活動でも30社からことごとく断られ、やっと入社できた会社でも20代にして窓際になってしまいました。この人生を変えるためならなんでもしてやる!と思ったのが、早起きのきっかけ。最初は5時起きでしたが、この時間だと出社時間でフローが途中で中断されてしまうので、4時起きに変更。私には4時起きが一番合っていました」(池田氏)

 『朝時間.jp』を立ち上げたアイランド代表取締役の粟飯原理咲氏は、朝活を実践している人から、朝活のメリットについてアンケート結果を発表。あわせて、起きた後に何をするか決める、睡眠リズムを知る、朝活仲間を見つけるなどの朝活を継続する秘訣を紹介した。

 アメリカに演劇留学したパーソナルトレーナーの大西仁美氏は、英語学習について自身の経験からアドバイスを行った。会場からの質疑応答などに応じた3人は、

 「目的のためではなく、朝時間を楽しむために起きることが、朝活に一番必要であり、朝活を始める最初のステップ」(粟飯原氏)

 「自分も元々は夜型。最初は起きるのが辛くても、ネガティブに考えたり、ペナルティーを与えたりせずに、気持ちいい、楽しいと思えるテンションに上げることで、早起きが次第に辛くならなくなる」(池田氏)

 「自分は目的が無いと逆に起きられないが、wish(望む)ではなくcommit(誓う)、意志の強さの違いは大きい。嫌でも強い意志を持って起きて朝活をすることで、それが結果につながる」(大西氏)と締めくくった。

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