茨城県沖で史上最大級の巨大地震の可能性(米研究)

 米科学誌「サイエンス」で発表された研究で、福島県南部沖~茨城県沖で1938年の地震以降ずっと蓄積しているプレートのひずみが、過去を上回る規模の大地震を起こす可能性がある、と指摘している。

 これは米国のカリフォルニア工科大の研究チームの発表で、津波のデータやGPSなどで観測した。その結果、年間に数センチの地殻変動があり、ここ73年間でプレートが沈み込んだために、プレート境界でひずみが蓄積したという。

 また、もし発生すれば、首都圏直撃ということで甚大な被害が想定される。東日本大震災は史上類を見ない大地震となったが、それ以上ということになると、警戒が必要だ。


よかったらシェアしてね!
目次
閉じる