皇室が東京電力の株を保有している、という噂は以前から言われてきたが、週刊現代で実際に宮内庁関係者の証言として出ている。
全国紙社会部記者によると、皇室、天皇陛下が直に運用することはないのが宮内庁の中に運用の担当者がいるのだという。もちろん皇室だけに国債、高格付け社債、ディフェンシブ株などの安定運用を行っていると見られる。
週刊現代によると、宮内庁関係者の談話として、一部を東電株や社債に充てていたのだという。その金額は数億円に上るといい、数千万円も目減りしているという。
東電株は「継続企業の前提に関する注記」もついてしまい、長期社債は震災以降3段階以上も格下になっている。
天皇家はもちろん、大手生保、さらには東京都も大株主で、個人株主だけでも約60万人、国民の税金、あるいは富が喪失したことになる。