脱原発で2020年の電気料金70%アップも

 コンサル大手のA・T・カーニーがまとめた脱原発の電気料金試算によると、70%増になるという。

 日経新聞によると、国内54基の原子炉をすべて停止して、その他の液化天然ガス(LNG)火力発電などで代替えした場合には、1キロワット時の発電コストは70%増、二酸化炭素(CO2)排出量は19%増となる見通しだという。

 また、稼働から40年以上の老朽化した原発を止めた場合、2020年の時点で37基の原発が稼働し、全エネルギーに占める原発の比率は16%となる。不足分をLNGなどで賄うと、発電コストは48%増となるという。

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