高橋名人が退社「人生の半分を名人でいられた」

 TVゲームの16連射で知られた「高橋名人」こと、ハドソンの高橋利幸さん(52)が退社することが23日わかった。5月31日付け。

 日本中の子供たちから「名人」と呼ばれ、また会社でも「名人」という役職を正式に与えられた高橋さん。23日のブログやツイッターで「急な話でごめんなさい。みなさんご存じのように、5月末でハドソンを退社します。今後はゲーム業界全体を応援していこうと思っています」と明らかにした。

 また、今後については「6月からの会社は、大人の事情で書けませんが、これからも応援してください。よろしくお願いします」と、話した。

 高橋さんは、1982年にハドソンに入社。85年から、ゲームイベントに出演し、伝説として語り継がれる16連射を披露し、一躍メディアでも出演回数が増えて、子供たちの人気者となった。

 「今から26年前にみなさんの前で出て来たわけですから人生の半分以上もの間、高橋名人でいられたというのも、不思議な感じがします。でも、これは、みなさんの応援があったおかげなんですよね」とファンへの感謝の念を忘れなかった。

 今後は明らかにしていないものの、ゲーム業界に残るのではないかと見られる。


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