24日（米時間）にナスダック証券取引所に上場する、ロシア最大の検索エンジン＆ポータルサイト「ヤンデックス」が、1株価格を24～25ドルに引き上げることがわかった。16億7000万ドル（約1370億円）を調達する見込みだという。
英高級紙インディペンデントによると、ヤンデックスは当初1株20～22ドルだったが、24～25ドルに引き上げたのだという。これは、2004年のグーグル以来の大型新規上場となる見込みだという。
ヤンデックスはロシア国内の検索市場の65％のシェアを占めており、今年3月の月間ユニークユーザー数は3800万人。昨年の売上高は1億3500万ドルだった。
上場主幹事はモルガンスタンレー。
先週ＮＹ証券取引所に上場したＳＮＳリンクトインは、公募価格の2倍以上となるなど、新規上場の環境は良くなりつつある。
ヤンデックス
