海水注入中断で二転三転「指示したメモ」あった

 東京電力の福島第一原発の海水注入が一時中断された問題で、枝野官房長官の24日夕方の会見で「入れられるんなら早く入れた方がいいという、指示をしたと受け取られるようなメモが残っている」と発言し、問題が二転三転している。

 首相の指示で中断した⇒首相は報告を受けていない⇒注入を指示したメモが残っていた。このように事実の証言が二転三転している。

 官房長官の説明では、3月12日の午後6時の時点で、海水注入の準備をするが1時間くらいは時間がかかるという報告が東電からあったという。

 官房長官は会議には直接出席しておらず、その時点でメモは見ていないと付け加えた。

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