世界保健機構(WHO)は、携帯電話の継続使用によって脳腫瘍ができる可能性を指摘したが、経済評論家の池田信夫氏が、ソフトバンクの孫正義氏に対して「携帯電話の販売を中止してはどうだろうか」と、自身のブログで呼びかけた。
池田氏は、携帯電話がアスベストや喫煙なみとして、「孫正義氏の騒いでいる100ミリシーベルト級の放射線よりはるかに 大きなリスクである」と定義した。
その上で「原発の放射線を浴びる確率はきわめて低いが、携帯の電波は日常的に浴びて いる。命を守ることが絶対の『正義』だと主張する孫氏は、携帯電話の販売を中止してはどうだろうか」と述べている。
年間の被ばく量100ミリシーベルトを、政府は「低線量」としている。