驚天動地のショーと異国の味、マカオ

 世界遺産に登録された情緒あふれる「歴史市街地区」歩きで訪れたマカオ。もう一つ楽しみにしていたのが、エンターテイメントショーです。

 3つのホテル、カジノ、ショッピングモール、シアターの一大複合施設であるシティ・オブ・ドリームズの中で楽しめるのが”The House of Dancing Water”。昨年の9月に開幕して以来、話題を呼ぶ世界最大級の水のエンターテイメントショーと聞いて、「ひょっとして水中ショー?」などと見る前からあれこれ想像を膨らませていたのでした。劇場の総工費20億HK$をかけた、客席数約2200の大きな専用シアター。ショーが始まると、舞台前方のスクリーンから天井までを使った大規模なCGでいきなりシアター全体が異空間のような感じに!



 そして、水辺のようだったステージ前方からどんどん水が広がって、いきなり全体が大海に!とあれよあれよという間に変化します。また、一瞬で床が現れた上に、そこではオートバイが空中を飛ぶといった具合で、高さ数十メートルからプールに向けて人が飛び込むクライマックスまで、まったく一瞬も目が離せないステージの連続。劇場全体を使った仕掛けはまさに驚天動地。天も地も自在に変化するすごさにあっと驚かされます。ショーの全体が見渡しやすい席の料金が一番高いわけですが、最前列に近い席(水をかぶるので雨カッパを着て鑑賞)も、アクター達を身近に見ることが出来て面白そう。このショーを見にだけでも、マカオにまた来たいと思いました。
(The House of Dancing Water ” :http://thehouseofdancingwater.com/)



 この他にも、シルク・ドゥ・ソレイユによる“ZAiA”も、客席上空を少女が乗った気球や龍が頭上を飛んで、劇場全体に雪が舞い降り、ロマンチックで幻想的。ピエロが観客を巻き込んだ笑いを見せて、家族みんなで楽しめる舞台です。こちらはヴェネチアン・マカオの中に専用シアターがあります。(ZaiA:http://www.cirquedusoleil.com/)


 さて、マカオといえば中国やポルトガル料理、そしてスパイシーなマカオ料理などエキゾチックな味がいろいろ楽しめます。歴史ある砦が外観はそのままにホテルになったPousada de San Tiagoにあるスペイン料理のLa Palomaは、味も雰囲気も秀逸。新鮮な魚介を使った料理を緑陰の庭が見える格調高いテーブル席で楽しめます。
(La Paloma:http://www.saotiago.com.mo/dining-la_paloma)

 最後に、お酒を傾けながら美しい夕暮れを楽しめるとっておきの席といえば、マンダリンオリエンタル・マカオのバー。シグニチャーカクテルのスパイシーウォーターメロン・マティーニは、ウォッカベースにスイカとライムの爽やかな味で、ロマンチックなマカオの休日を締めくくるのにぴったりな一杯。なんといっても大きな窓から眺める夕映えのマカオは最高でした。
(マンダリンオリエンタル・マカオ:http://www.mandarinoriental.com/macau/)

 マカオへの旅には、エリアマップや見どころ紹介、旅行プランなどの情報が充実しているマカオ観光局の公式サイトを参考になります。
(マカオ観光局:http://www.macautourism.jp/)

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