本社に直談判で認めさせた
羅珮萍(ら はいへい)さん(百度百科より)
だが、その後の現実は厳しかった。当時、台湾で“ランニング用シューズ”を知る人はほとんどおらず、商店の人からは「どうしてこんな高い靴が売れるんだ」と拒絶され続けてしまった。それでも彼女たちはあきらめず、営業を続けた。
3年後、小さな事務所はビルに変わり、3人の社員は300人になり、この美人社長を馬鹿にする人はだれもいなくなっていた。
現在、羅さんは台湾だけでなく中国市場を含めたニューバランス社の代表。興味深いのは創業当時の助っ人2人も、今も彼女と働いていることだ。10年以上という長い年月を共にしていることになる。こんなにも長い間同じ部下を持ち続ける彼女の“魅力”とはいったいなんだろうか?