英国不動産会社ナイトフランクは、PGCI(プライムグローバルシティーインデックス)という高級住宅街の価格を現す指標を発表し、2011年第1四半期は6.6%も上昇しており、昨年の年率上昇率12.7%を上回るペースとなっている。
上昇率ではパリが22.2%でトップに、次いで香港15%、ヘルシンキ12.2%、上海11.0%、北京10.0%、ロンドン8.6%となった。
上海、北京などの中国と香港からの需要が欧州各都市のインデックスに影響を与えるが、ロンドンの売却可能物件が少なくなってきた影響もあり、買い手がパリに流れたのではないかとも見られる。
他には香港、上海、北京が上位に入った。