競馬の第4回ヴィクトリアマイル(1着賞金9000万円)は、ウオッカが7馬身差という圧倒的な勝利を納め、獲得賞金は牝馬史上歴代トップの8億8740万円の”9億円牝馬”となった。またGIも5勝目で牝馬歴代タイ記録を作った。
圧倒的な1番人気でしかも、レースレコードを更新する1分32秒4。5万人の観衆が洩らすどよめきの声で、東京競馬場全体が包まれていた。牝馬相手とは言え、これだけの完勝劇は常識を超えている。レース後に今年かぎりでの引退が発表されたが、年内いっぱいどれだけの記録を打ち立てるのだろうか。
まず、次の安田記念で牝馬では単独で最多となるGI6勝目に挑む。また、今後は出走が視野に入ってくる宝塚記念、天皇賞秋、JCなどを含めれば史上最多のGI7勝(シンボリルドルフなど)も夢ではない。