「フェースブックにおける企業の公式ページの活用状況に関する調査」(メタフェイズ調べ)の結果が発表され、開設の目的を売上増としながらも、実際の売上が期待にはまだ届いていないことがわかった。
この調査は、従業員数100人以上の企業担当者300人を対象に5月25~30日までオンライン上でアンケートした。
自社のフェースブックを「開設している」が18.3%、「開設していない」は78.0%だった。
そして、期待するものとして「自社商品・サービスの売上があがった」は期待値63.6%に対して、実際の成果は36.4%にとどまった。
また「他の媒体にかける広告宣伝費が削減できた」は期待値7.3%に対して、実態が12.7%とこちらは期待以上の効果があったようだ。
PRの効果はあるものの、売上増というところまではなかなかつながっていないという部分が現状の課題であり、今後はこの点をいかに改善して顧客の購買行動にまで落とし込んでいくかということになる。
今後開設したいと考える会社が、期待するものは「自社製品・サービスの売上向上」が52.1%、「自社の認知度の向上」43.8%となっている。