出社前の時間を有効活用する“朝活”が注目を浴びているが、『「朝4時起き」で、すべてがうまく回り出す!』(マガジンハウス)を著し、Before9プロジェクトを主宰する池田千恵さんは、朝活の先駆者的存在。ヨジラー生活を実践し、その体験をもとに“正しい朝活”を提唱している池田さんに話を聞いた。
早起きすると前向き思考になる
池田さん愛用のタイマー
夜型の時はネガティブで、どうせ自分はできないと思い込んでいましたが、早起きは365日できる挑戦で、自分で4時に起きると決めた目標をクリアできると、自己肯定感が生まれます。私って頑張れば意外とできるんじゃない、と。それが日々積み重なっていくと、前向きな気持ちが蓄積されて、マインドが変わってくるというのは自分の経験で実感しています。
それに加え、早起きのメリットは段取り力がつくということと、夜が楽しくなるってこと。早起きで夜が楽しいというのは逆説的ですが、早起きすると段取りをきちんと組めるようになります。仕事や勉強が予定通りに終わると、とてもすっきりするので、夜に飲みに行っても残され感がないというか「1日よくやったぞ~!」とビールが美味しい!達成感と充実感があって、1日の終わりがすっきりするんですよ。私はお酒が大好きですが、愚痴酒はなくなりましたね。楽しくお酒が飲めるし、サクッと10時ぐらいに上がることができるようになりました。