早起きで人生が好転する【3】

夜の付き合いも盛んに

 ヨジラーだから決して夜のお付き合いができないということではないんです。私の場合、5時間睡眠が基本で、短いかもしれませんが、私にはこれが適切な睡眠時間です。でもこだわっているのは、起床時間ではなく、睡眠時間をマネジメントしているということ。ですから飲み過ぎて夜中の2時に寝たとすれば、4時ではなく、7時に起きて5時間睡眠をキープします。どうしても昼間眠くなって辛いときは、15分ほどの短い昼寝でも効果的です。

 決まった時間に寝て、決まった時間に起きた方がいいといわれますが、毎日必ずそうするのは、まず無理じゃないですか。そこは無理しないで、あくまで決まった睡眠時間を維持するようにしています。

 ただ4時起きに慣れると、どんなに遅く寝ても一度その時間に起きてしまうんですが、そのときは戦略的に二度寝するようにしています。

 朝に仕事をするとはかどるのは、見極めポイントが明確だからだと思うんです。夜だと、朝までにやればとついつい緩んでしまいますが、朝だと時間的な制限があるので、集中力が増し、精度が高くなることも多いですね。

 また夜だと、突然の残業などもあるので、計画的に進めるには朝のスケジュールに組み込む方が動きやすいですね。朝だったら自分さえ起きれば、必ず時間ができるので、勉強にも最適だと思います。

 残業が多くて帰宅が遅いので、早起きは無理という方もいると思います。でもその残業は自分でコントロールできる残業か、できない残業かで変わってくるのではないでしょうか。うちの会社は残業体質だからだめだと諦める前に、一呼吸おいて考えてみて欲しいんです。

 「もしかしたら19時までエンジンがかからずにだらだらしているだけなのではないか」「確認するためだけに待つ、指示待ち残業なのではないか」というように。このような残業は、工夫すれば減らすことができます。

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