iPhoneは目覚ましには不向き
早起きを手助けしてくれるグッズも、著書で紹介しましたが、今ならiPhoneでカバーできる機能のアプリが増えました。中でもおすすめなのが「スリープサイクルアラームクロック」。深い眠りと浅い眠りを計測して、アラームをセットした時間に一番近い、浅い眠りの時間を予測して起こしてくれるというものです。
ただ、iPhoneは機能が多すぎて、タイマーをセットする前についメールを見てしまったり、余計な時間を取るので、薄型で機能も充実している「バイブカード」というタイマーを別に使っています。朝の限られた時間にセットすると、効率よく作業が進められます。
池田千恵さん
寝る前に翌朝やるべきことと、目標起床時間を書きこみます。睡眠時間と体調を記入する枠もあるので、毎日のコンディションをモニタリングできるようになっています。予定を立て書きこむことで段取力が身に付くという仕組みです。朝の「ひとり会議」にもぜひ活用していただきたいですね。
人間の脳が一番よく働く朝にしっかり頭を働かせれば、仕事ができる自分になれると同時に、プライベートもどんどん充実していきます。これを私は「Before 9 最強スパイラル」と呼んでいます。朝の時間にシフトすることで、忙しい日常が変化するかもしれませんよ。