米人気ヒップホップ歌手「2パック」のトゥパック・シャクールさんが1996年に銃弾を受けて亡くなった事件で、刑務所に別の罪で服役中の受刑者男性がHIPHOPサイト「オールヒップホップドットコム」に、自身の犯行だったと告白した。
16日付けの同サイトによると、男は94年と96年のトゥパックさんの銃撃に関与し、当時の音楽マネージャーから襲撃するように依頼を受けたのだという。
長年の沈黙を破った理由を、受刑者は「ジミー(マネージャー)、自分は長年秘密を守ってきたけど、もうウソを言うのは嫌になった。だからすべてを話したい」と語っている。ただし、事件そのものは公訴時効を迎えている。
受刑者はさらに、97年の人気歌手ノトーリアス・B.I.Gさんの殺害事件の事情も知っていることを告白。2人の大物ラッパーの事件の重大な秘密を知る人物の告白は、事件が今後大きく進展していく可能性が出てきた。
トゥパックさんは96年に、ラスベガスでボクシングのマイク・タイソン選手の試合を観戦後に路上で、銃撃され25歳の若さで死亡した。
また、6月16日は誕生日にあたり、生きていれば、40歳になっているところだった。
2パックさんの死を伝える新聞(公式サイトより)