空中庭園のゴージャスさが活きているコマーシャルですが、つい5月に旅してきたばかり。ホテルもエンターテイメント施設も、規模やレベルが際立つシンガポールのレポートをお届けします。
まず、この57階はサンズスカイパークといって、広さ12,400平方メートルでジャンボジェット機A380を4.5機も格納できる広さを誇ります。空に浮かぶような長さ150メートルのプールは、ゲストオンリーですが、一般の人も入れる展望台やレストラン・バー(あのバリ島の有名店クーデター)も。展望台のみの利用には20ドルを払います。
マリーナ・ベイ・サンズは3つの高層タワーに、ホテル、会議場、展示場、劇場、ショッピング施設にカジノが揃う複合施設。ホテル1階の吹き抜けのロビーには光が降り注ぎます。
250の会議室に4万5000人以上を収納できる会議・展示室を擁しているので、ホテルの客室もさることながら、VIP対応のスイートも300室。そのうち最大のチェアマンスイートは629平方メートルに4ベッドルーム、リビングにはグランドピアノ、プールテーブルのあるゲームルームにプライベートトレーニングルームとその広さと贅沢さに驚かされます。1泊は1万7000USドル程度とのことでした。
5月にオープンしたアートサイエンスミュージアムのダリ美術館や6月にオープンしたシルク・ドゥ・ソレイユのCirque Eloizeなどまだまだ新しい施設のオープンで、現地でも注目され続けています。
(マリーナ・ベイ・サンズ:http://www.marinabaysands.com/)
もう1軒、マリーナ・ベイを挟んで対岸に建つのが、ザ・フラトンベイホテル・シンガポール。エントランスが元々は桟橋だった歴史的建造物をそのまま活かしたヘリテージな建物に隣接して2010年にオープンしたホテル。
モダンで明るい内装。こちらでは、広々としたラウンジのカフェで、ベイを眺めながらのアフタヌーンティーを優雅に楽しむことができました。
(ザ・フラトンベイホテル:http://www.fullertonbayhotel.com/)
シンガポールの最新情報はシンガポール政府観光局のHPが参考になります。(取材協力・「サンズスカイパーク」写真提供/シンガポール政府観光局(http://www.yoursingapore.com)