13年のNHK大河は新島八重を描いた「八重の桜」

 NHKは22日、2013年度大河ドラマが新島襄の妻で「幕末のジャンヌ・ダルク」と呼ばれた新島八重を描いた「八重の桜」に決まった。

 新島八重は、現在の福島県に幕末生まれ、戊辰戦争では断髪・男装に砲術をもって奉仕し、会津・鶴ヶ城籠城戦でも自らもスペンサー銃を持って奮戦した。後に「幕末のジャンヌ・ダルク」と呼ばれた。

 維新後には、兄を頼って上洛。新島襄と出会い結婚。不義を恥じ、日清戦争、日露戦争にも日本初の篤志看護婦として参加。その功績をたたえられて、昭和3年(1928年)に、昭和天皇の即位大礼の際に銀杯を下賜された。その4年後、87年で生涯を終えている。

 福島県に深く根付く不屈のプライドを体現した新島八重の生き方を通して、被災地へエールを送る。

 女優、綾瀬はるかさんが主演で、新島八重を演じる。

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