米連邦準備制度理事会(FRB)は22日、連邦公開市場委員会(FOMC)を開催し、将来のアメリカ経済について下方修正した。
FOMCの声明によれば、米景気はなお回復途上にはあるものの、弱含みの要素が強いという。見通しとして、米GDP予測では、特に11年、12年は引き下げている。
・2011年GDP予想 3.1~3.3% ⇒ 2.7~2.9%へと訂正
・2012年GDP予想 3.5~4.2% ⇒ 3.3~3.7%へと訂正
・2013年GDP予想 3.5~4.3% ⇒ 3.5~4.2%へと訂正
また、追加の量的緩和政策(QE2)は予定どおり6月で終了することを確認し、QE3については言及がなかった。