フィデリティの調査によると、億万長者の3分の1が何らかのソーシャルメディア(SNS)を利用していることがわかった。
回答者は85%で、その中の3分1は何らかのソーシャルメディアを使っていたという。そのユーザー層の平均年齢は56歳だったそうだ。また、特に28%はリンクトインを利用していた。若手の高額所得のビジネスマンが多いのが同SNSの特徴だが、そこそこの年齢となっても使用していることがわかる。
食べ物、投資情報などをインターネット上で仕入れるという傾向があるようで、SNSでもそうした話題を欲しているのだと思われる。
フェースブック、ツイッターなどでは、有名人にでもならない限り、その人が億万長者か富裕層なのか、まったくわからないためにプライバシーの危機に常日頃から瀕している、とWSJでは警告している。
日本では「YUCASEE(ゆかし)」や、海外にもいくつか富裕層限定のSNSが存在する。富裕層は、同じような境遇の人とコミュニケーションをしたい場合はそちらを使い、また、広く交流を求める場合にフェースブック、ツイッターを使うなど、意外と上手に使い分けているようにも見える。