加アルバータ州では売春婦が週給120万円

 カナダの石油の産地アルバータ州では、売春婦が週15000ドル(約121万円)を稼いでいるという。

 カナダの地元紙ニューリパブリックによると、同地においては、最近は売春婦が一週間で1万5000ドルを稼いでいるのだという。それだけ石油の生産が急ピッチで進んでいるということを現す指標の一つとして用いた。

 まずアルバータ州とは、カナダを代表する石油産業の中心地。最近脚光を浴びているのが、タールサンド(オイルサンド)の存在だ。これは、石油資源が枯渇する中で、同州には1兆6000億バレル以上のタールサンドが埋蔵されているという。

 不純物が多いために、採掘、生成過程において、最大3倍の温室効果ガスを発生すると言われる。当然ながら、コストも掛るということになる。だが、原油価格が高止まりしていることや、米国以外に、中国などからの需要があり、こうした石油でも採算が合うということで生産されている。

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