
カルロス・ゴーン氏
東京商工リサーチのまとめによると、日産自動車のカルロス・ゴーン社長がトップで9億8200万円、ソニーのハワード・ストリンガー会長兼社長8億6300万円、大東建託の多田勝美前会長8億2300万円と続いた。1、2位は前年と同じで、多田氏は日本人トップになる。
10年3月期決算では166社、289人が役員報酬1億円以上で開示されたが、前年を社数は2社、人数は5人上回った。役員報酬1億円以上で2人以上を開示した企業は前年の61社から71社に増加、業績回復を裏付ける格好となった。
ただ、12年3月期に関しては、東日本大震災の影響を受けるのではないかと見られている。
