日空ビルがTOB

 羽田空港ターミナルの運営社、日本空港ビルデングは自己株式の公開買い付け(TOB)を実施すると発表した。19.89%を保有している筆頭株主の豪のマッコーリーグループとは調整済みだという。

 買い付け期間は6月30日から7月28日まで、価格は1株当たり1000円で総額約220億円。マッコーリーの平均取得価格を下回ると見られる。同社は世界中の空港施設などの株式を所有してきたが、これで日本からは完全に撤退するのではないかと見られている。

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