ハプスブルク家最後の皇太子が98歳で死去

 欧州のオーストリア・ハンガリー帝国最後の皇帝の長男で、元欧州議会議員のオットー・フォン・ハプスブルク氏が4日、ドイツ南部の自宅で死去した。98歳だった。

 オットー氏の公式サイトなどによると、死因は明らかにはされていないが、ここ2年は体調がすぐれなかったという。二度にわたる世界大戦では国外追放などもあったが、79年からは欧州議会議員を務めた。

 また、22年から2006年まで84年間にわたって、ハプスブルク家の当主を務めてきたが、07年からは長男に譲っていた。

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