6月の米雇用統計は失業率が9.2%に上昇

 米労働省が8日発表した6月の雇用統計で、非農業部門就業者数(季節調整済み)が前月比1万8000人増で、増加幅は前月の2万5000人から減少した。また失業率も9.2%(0.1ポイント増)となり、これで3カ月連続で上昇、景気悪化の懸念が頭をもたげてきた。

 失業率は昨年末から改善の方向にあったものの、9.2%と悪化している。また、非農業部門の就業者数は大方の事前予想よりも悪く、株式市場、外国為替市場で大きく意識されそうだ。

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