NY株は雇用統計悪化で62ドル安

 8日のニューヨーク株式市場は6月の米雇用統計の結果を受けて反落し、ダウ工業株30種平均は前日比62.29ドル安の1万2657.20ドルで取引を終えた。

 この日労働省が発表した6月の米雇用統計は、失業率が9.2%に上昇し、また事前の市場予想よりも非農業部門の雇用者数の伸びが大幅に下回っており、大きく売られた。一時は150ドル以上も下げる場面が見られた。

 8営業日続伸していたナスダック総合指数も同12.85ポイント安の2859.81だった。

 一方で、NYの金先物市場は、8月限月物は同11.0ドル高の1オンス=1541.60ドルと買われた。

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