外資系金融がなぜ美女ばかり採用するのか、その裏側

美人でも同じタイプがいると不採用?


JPモルガンにインターン中のモデル・ゼニアさん。 NYの本店勤務だという声が早くも出ている
 いくら聡明で美人だからと言って競争率の高い外資系金融においそれと内定が貰えるわけではありません。ですがK子は激戦を乗り越え内定を貰う事が出来ました。面接官に採用の理由を聞いてみると「うーん、最近オフィスに綺麗系美人がいなかったからね」との事でした。

 外資系金融では、若い女性のルックスの系統を綺麗系、可愛い系、と言った様に分散させる傾向があります。そのためオフィスには色々なタイプの美人が働いている事になります。これは、「××さんの所にAちゃん(※可愛い系)を連れていったら駄目だった。今度はK子(※綺麗系)を連れていってみよう」と言った経営上の判断に寄るものです。もしも、K子とルックスと系統がかぶる女性がいたら彼女の内定は危なかった事でしょう。

 新卒のK子には、教育係として体重85キロのスキンヘッドの50代男性がつく事になりました。顧客との契約などにおいて、まずK子が席につき、長いまつ毛で伏し目がちに、にこりと笑って、その美貌で糸口をつかみ、その後この男性が実質的な交渉していく事になります。

 さて、新卒で採用され、がむしゃらに働いてきたK子にも適齢期が訪れます。以前より社内でK子争奪戦が男性社員の中で繰り広げられていましたが、K子はそんないつ首になるか分からないハイリスクの外資系金融勤務の男性など見向きもしません。結局、大手日系商社勤務でMBA留学のためアメリカに行くという男性と結婚し、一緒に海外へと旅だっていきました。

 会社は美女を1人失う事になりましたが、また新たな美女を新卒、中途採用から探してくることになります。こうして外資系金融から美女はいなくなる事はないのです。

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