秋葉原で実業家に転身?
BNF氏は過去の様々なメディアのインタビューでは、秋葉原には特別な思い入れがあるということを答えている。
BNF氏が今回購入したビル「AKIBAカルチャーズZONE」の周囲は、グッズ販売店、パソコンの部品店、メイド喫茶、リフレクソロジーなどのメイドさんがサービスを提供する店舗など良い意味で秋葉原らしい店が多い場所でもある。秋葉原のたたずまいや空気を色濃く残す感じを気に入ったのではないだろうか。
ビルはその後、改修工事が行われて最近リニューアルし、1、2階には書店がテナントとして入居した。BNF氏が本人名義でお花を出すなど、実業家らしい一面を見せてもいる。
関係者によると「6階にも店舗が入る予定で現在は工事中です」という。空いているフロアーも水回り設備などの工事を行っているそうだ。
「秋葉原に自分で店舗を出すためにビルを買ったのでは」という声も地元では出ている。つまり『実業家』ということだ。秋葉原名物となった「AKB48劇場」のような劇場を持つこともできるのだ。
そして、もうひとつ挙がっている声としては「節税対策では」というもの。08年のビル購入時は資産200億円と言われており、計算上はさらに資産を大幅に増加させていることになる。
結局何のためだったのか、BNF氏本人に真相を聞くべく、連絡を試みたが応答はなかった。
謎が多く残るビル買収劇。これは、まだまだプロローグなのか。