「本物の歯」で入れ歯の移植に成功

 歯周組織を含めた本物の歯を入れ歯として使う新たな移植方法が、東京理科大、東北大、東京医科歯科大の研究チームによって行われ、マウス移植が初めて成功したと発表された。

 マウス移植では歯の細胞を採取し、歯の原型の段階まで培養し、プラスチックの型枠に4、5本並べて入れ一時的に移植した。約2カ月間ユニットとして成長させてから、移植を行った。マウスは移植した後も、通常の食事を採ることができたという。

 歯を失った多くの深刻なケースにおいても、応用は可能だという。13日の米オンライン科学誌「プロスワン」に発表した。

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