米国内で都市に住んでいる人、農村部に住んでいる人のどちらが健康的かという調査結果が、ロバートウッド・ジョンソンファンデーションから発表され、都市部の住民の方が健康的な生活を送っていることがわかった。
一般的な印象では都市の方がストレスが多く不健康だと思われるものの、実際には農村部の方が幼少時から不健康な生活習慣に染まっていることが多いようだ。
◆子供の肥満率(都市30%-農村36%)◆10万人に占める自殺者(都市13人-農村18人)◆若年者の飲酒、喫煙率(都市25%-農村40%)
子供が一日あたりに摂取する脂肪分も農村が80グラムに対して、都市が73グラムとなっている。また、収入の中央値が都市5万3000ドルに対して、農村3万9000ドルだった。
ただ、健康面では、例えばぜんそくの子供らは都市部よりも農村部に住む方が良いこともあるなど、データだけでは一概に論じることができない部分もある。